どもどもKitarouと申します!
2019年5月のとある日程にて「Webアナリスト検定」というものを受けてきました。なんとか一発で合格できて安心しています(笑)
最近はデジタルマーケティングやWebマーケティングが事業に必要な分野だと認識され始めて受講者数も年々増えているようです。
僕自身、4月からインターネット広告代理店に就職ました。現在は研修を受けており、その一環として、この資格を取ることになりました。
もし僕と同じように「会社の指示」、「研修の一環」、「仕事に必要」って人がいると思います。
他にも「Webの勉強がしたい!」、「Web業界に転職を考えている!」って思いながらこの試験を受けるか悩んでいる人もいると思います。
この記事では、Webアナリスト検定の情報についてできるだけわかりやすく説明していきます!
- 受験方法
- 受験後の使い道
- 勉強方法
- 試験の難易度
- 過去問があるのか?
- 就職や転職に役立つのか?
こういった疑問を持っている人にできるだけ情報をお伝えします!
先に言っておくと、過去問は現時点(2019年5月)では出回ってませんので、当日の試験問題等の公表をするとJWA(日本Web協会)からクレームの対象になると思います・・。
ですが怒られない程度にヒントを紹介するので、気になる人は続きを読んでいってください。
では行ってみようっ!
Webアナリスト検定について
概要
詳しいことはWebアナリスト検定のサイトを見てください!と言えば簡単なのですが紹介していきます(笑)
Webアナリスト検定はJWA(日本Web協会)が運営しているWebアナリストに必要なノウハウがあることを証明するための試験です。
そもそもWebアナリストとは何でしょうか?簡単に紹介させていただきます。
複雑化したデジタルマーケティングの中、自社や顧客のWeb戦略を成果に導くための交通整理をおこなうのがWebアナリストです。
*https://www.jwa-org.jp/webanalyst/
では検定はどういった仕組みになっているのか?
- Googleアナリティクスが体系的に学べる
- 5時間/1日で現場のノウハウを伝授!
- 受講後すぐ使える!
Webアナリストとは言うものの、ここで学ぶことは主に「Googleアナリティクスを使った分析の方法や課題解決の基礎」です。
少しでもブログやWebサイトに携わったことがあればGoogleアナリティクスや類似した解析ツールを使ったことがあると思います。
それをしっかり体系化して学んで取れる資格がWebアナリスト検定です!
開催時期
時期はだいたい毎月の土日に開かれています。講座と試験を同日に受けることもできるし、分けて受けることもできます。
講座を受ける人は1日で試験と一緒に終わらせてしまう方が良いと、個人的には思います。
開催場所
受験場所は主に「東京」か「横浜」の2か所になります。そのため関西や、九州、名古屋から受ける人は前泊するか当日の朝一での移動になります。
僕の場合は関西から出張扱いで受講できましたが、個人で関東以外から受けるには負担がかかります。
オンライン受験なども現状は導入されていないので今後の課題になると思います。
受験料
受験方法によって受験料が異なるので注意が必要です。
講座+テキスト+試験 | 25,920円 |
---|---|
テキスト+試験 | 21,600円 |
試験のみ | 17,280円 |
再試験 | 5,400円 |
上記は全て税込です。
ではどれにすればいいか?
基本的には「講座+テキスト+試験」のフルセットです。
講座無しや試験のみはすでに業界経験者向けだと思うので、初めてWebの分野に携わる人は深く考えずに全部受けた方が良いと思います。
難易度
難易度の定義が難しいですが、「事前に勉強して落ちることあまりない」としか言えません(笑)
合格率も80%くらいある、かなり易しいテストであることは事実です。事前にテキストを読む、問題集をやる、等ができていれば大丈夫です。
ただ、不安に思ってる人のためにJWAが公開している情報をまとめておきます。
合格率 | 80% |
合格基準 | 各カテゴリで40%以上かつトータル75%以上の正解 |
問題数 | 70問 |
回答方法 | 4択 |
試験時間 | 80分 |
試験範囲 | 公式テキストの1章~7章 |
試験方法 | オンライン試験(会場のPCを使用) |
試験結果 | 試験後すぐに開示 |
合格後の使い道
試験に合格したら1ヵ月くらいで「認定カード」が届きます。それまではWebで合格証をPDFで閲覧・印刷できるのでそれが証明書になります。
Webアナリスト検定に合格すると次のようなメリットがあります。
- 履歴書に書ける
- 就活・転職に活かせる
- 名刺に記載可能(ロゴももらえる)
- 合格後1年間無料でJWAの会員になれる
- Googleアナリティクスを体系的に使える
JWAの会員については1年の無料期間が終わったあとは年会費がひつようです。法人とかフリーランスの場合とか、場合がいろいろあります。
個人会員の場合、年会費は12,000円になります。更新しない場合は非会員に戻りますが後で復活させることも可能です。詳細はリンクにあります。
勉強方法
テキストをひたすら読む
検定に合格する最も大事な勉強方法はテキストです。
公式テキストは1~10章までありますが、試験範囲は1~7章です。実際の試験はテキストの文中の語句を穴埋めにして、選択肢から選ばせるような問題ばかりです。
70問全てがそうでは、ありませんが受けた感覚で、80%くらいがそうでした。
勉強時間
ではどれくらい勉強したらいいのか?って質問も出てくると思います。
公式サイトでは勉強時間の目安は公表されていませんが、個人的な感覚だと20~30時間くらいだと思います。あくまで参考にしてもらえれば幸いです。
- テキスト2週くらい:20時間
- 問題集2週:10時間
Web関連全くの初心者が、どれだけ本を読むのが遅くても、どれだけ暗記が苦手でも上記を積極的に取り組めばなんとかなるかと思う感じです。
ちなみに1日2時間で15日。週に3~4日ほど時間が取れれば、勉強時間は1ヵ月ほどでいけるかと思います。
申込後に届く問題集をやりこむ
Webアナリスト検定に申し込むと、メールでPDFの試験問題集が配布されます。
実はこの問題集がすでに文中のテキストの穴埋め形式になっています!
なので、この問題集が100%回答できるようになれば試験にはほぼ合格できるのです(笑)
計算問題に慣れておく
試験には必ず計算問題が出題されます。そのため試験の持ち物に「電卓」が記載されています。
例えば、次のような問題が出るので参考にしておいてください。
広告費(コスト)200,000円、クリック数2,000、コンバージョン率2%、顧客獲得平均単価は?
正解:5,000円
実際の試験は穴埋めなので、選択肢が用意されています。ただCPAやROI、ROASなどの計算は実務で当たり前な知識になるので、慣れておいた方が今後のためになります!
過去問について
過去問は現状では公表されていません。問題集の内容もあからさまに公開すると著作権に引っかかるので記事にはしないことにします。
試験に申し込んだ人はPDFの問題集をもらえるので、上述通りそれをやれば試験には合格できます!
問題のイメージ画像を参考程度に載せておきますが、もしクレームきたら消さざるを得ないのでご了承ください。
誰に受験をすすめられるか?
全くのWeb初心者にはとてもおすすめ!
これからWeb業界に転職を考えている人や、就活でWebに携わりたい人におススメです。
Webサイト等の分析にGoogleアナリティクスは最低限必須の知識です。PV、CPA、CPC、LPなど数字が伴う用語を当たり前のように使うので、まだあまりわかってない人は知識の整理も兼ねて受けてみることを勧めます!
ブログやサイト経験者は知識の定着におすすめ
既にWebサイトやブログを運営したことがある人にも知識定着のためにおすすめです。叙述した用語とかはおそらく大丈夫でしょう。
しかし、アトリビューションやファネル分析のような定性的なユーザー行動まで深堀する方法や分析の仕方はわかりますか?
聞いたことはあるかもしれませんが、ざっくり程度の知識であれば、このWebアナリスト検定で完全に自分のものにしてしまうのが良いかと思います!
Web業界で既に働いてる人は不要
すでに1年や2年、それ以上の期間をWeb業界で過ごしている人にはおすすめしません。とてもレベルが低く感じられます。
あくまで初心者や知識が偏っている人が体系的に身に付けるための試験なので、経験者はわざわざ受ける必要ないと思いました。
試験を受けた感想
事前講座はなくても良い
受験料のところで「講座は受けろ!」と書きましたが、本当にテキストだけで勉強できるなら、試験のみで良いでしょう。
ただここで言いたいのは「事前講座は5時間必要ないだろ!」ということです。
半分くらいはテキストに書いてあることを説明します。もう半分は計算問題の解き方とか、用語のニュアンスとかです。これはぜひ聞きたいところです。
なので事前講座は半分の2時間半くらいに短縮してくれれば取り組みやすいと思いました。
正直テストは国語の問題
試験はとてもやりづらい形式です。たまに国語力の問題みたいな、穴埋めの選択肢があります。
難易度的には十分に100点を取れるのですが、問題文と選択肢の日本語が不自然でどこかしら間違えてしまいます。
合格点は簡単にとれるけど、なぜか満点が取れない試験の典型的な例です。
結果発表はすぐに出るので緊張
試験終了後に使っているPCでそのまま合否の判定が表示できます。試験前にIDとパスももらうので、家に帰った後や、職場で見ることもできます。
ネットでの合否判定の表示はテスト終了後から1ヵ月間だと言われています。
最後に
試験は簡単だけどやって良かった
個人的にはこのテストは会社負担してくれないと、受けにいきませんでした。理由は、ちょっと試験代が高い、関西から関東に受講する交通費も必要、この2点です。
もし東京に住んでいて、これからWeb業界に転職することを考えているなら、個人負担でも十分に受ける価値があります。
上述した通り、Webの用語や知識の整理にはとても効果的な試験だと思ったので、総合的にもやって良かったです!
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ではではおわり
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