仕事&ライフハック

過酷な労働で犠牲を出してまでオリンピックが必要か考えされれる話

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たまには真面目なことも書きたい!でも基本スタンスはゆるい

 

どもどもKitarouですっ!

 

つい先ほどですが新国立競技場の工事で残業212時間で新卒23歳が自殺したってニュース見て驚愕してます。

しかしどこのメディアに見ても何かおかしい。

なのでちょっと検討してみる&発信したいのでこの記事を書いております。

 

では行ってみよう!

 元記事について

www.buzzfeed.com

記事の概要はこうだ

  • 今年3月に2016年新卒で建設会社に入社し現場監督の23歳が失踪。
  • 4月には長野県で遺体で発見
  • 自殺直前は月に三回の徹夜、それ以外も残業合計が200時間超え
  • 毎日0時過ぎに帰宅、4時に起床、2〜3時間睡眠が続く
  • 会社側は最初残業は80時間くらいと言及
  • しかし100時間だった・・いや200時間だったとだんだんおかしいことになる

非常に両親のコメントが落ち着いているがその心境は想像もできないくらい深刻だろう。

本当にご冥福をお祈りしますと言ってあげたいものです。

 

ワークライフバランスとは何か考える

みなさんこの言葉聞いたことあります?

社会人になれば嫌でも耳に入ってくると思うけど、「仕事とプライベートをバランスよく分けましょう!」って考え。

 

働きすぎても心身の健康に悪いし、働かなすぎてもただの怠惰です。

会社などの組織で所属する以上、決まった時間は最低限働かないといけないが、無理してそれ以上はしなくてもいい。

これは労働基準法でも、労働契約法でも、労働組合法などか非雇用者つまり従業員を守る法律がたくさんあります。

 

一昔前はこんな法律もなく子供は18時間労働するような時代もありました。

でもを人材と見ても人財と見ても長時間働けば効率が上がるなんて考えが間違いなのはすでに過去の経験で明らかです。

 

現在社会の礎となった産業革命が労働の良い面、悪い面全てを照らしてくれています。

なぜ僕たち人間はこうやってワークライフバランスという言葉まで作っているのに歴史に学ぶことができない、または繰り返してしまうのだろうか?

 

ゆとり世代は本当に甘いのか?

これは主観的な考え方も入ります。

僕らは俗にいうゆとり世代です。

ゆとりといえば「甘い・根性がない・考えない」などと否定的な印象が強いのが現実。

世間からも社会的に冷たい目で見られることが多い。

 

でも今回のニュースを見てみなさんは本当にそう思いましたでしょうか?

これを見て「こいつ途中で仕事放棄してるやん」とか少しでも考えた人はぜひ改めて彼の境遇と心境を見つめ直して欲しい。

 

一般的にはこう解釈できるのではないでしょうか?

彼は死にたくなるほど、自分の力量の無さを悔やんたのでは?でも仕事を放り出せない、責任感の強い人間だろう?1日2時間しか寝れないなんてまともな判断はできないだろう!

 

僕は彼は本当に心から尊敬できるくらい責任感が強い人だと思います。

僕みたいに本当にダメなゆとりだったら残業60時間声を2ヶ月続いた時点で辞表を出しているだろう。

 

彼もそうしたかったかもしれない。

でも彼が携わっているのは新国立競技場だ。2020年のオリンピックを担う仕事だ。日本の命運がかけられた仕事だ。

やりがいもあれば責任感も出てくる。

 

それを実践できる僕たちゆとりもまだまだ捨てたもんじゃなくない?

そう思わせてくれます。

 

話が少し脱線しますが僕の知り合いの方(50代)がおっしゃってました。

塚田農場って居酒屋の話です。

 

店員さんは甚平や浴衣を着てハキハキとした声で接待してくれる。

ラストオーダーのあとはチョコで文字書いた皿に飴を乗せてくれる。

その文字はオリジナルらしい。てか即興。

お客さんをよく見て、良くコミュニケーションをとっているからできること。

そんな気配りができるゆとりなんて捨てたもんじゃない。

 

こんなことを話していました。

つまり彼が思うゆとりの良くないところは配慮や気配りがないところだと。

でもそれはゆとりで一括りにはできない、ちゃんとできる若者もいると言うことでした。

 

自分には残念ながら当てはまらないが、そんなことを思ってくれる人が団塊級の中にいてくれることが嬉しかったです。

 

メディアは建築会社を洗いざらい丸裸にすることばかり

これが今回、僕がもっとも不思議に思ったことです。

電通の時もそうだが、会社に若者が殺されたと言っても過言ではない。

なのにメディアは今後の被害者を出さない取り組みよりも、問題の建築会社を調べてはネタに取り上げてばかり。

 

最初こそ被害者の遺族の特集をしてくれて今後の再発防止の種を撒いてくれた

でもそれっきりずっと新国立競技場建設の裏側とか、スケジュールは本当に間に合うのか?って話ばかり。

 

ちょっとこのやり口は信じられないなって思いますね。

 

犠牲を払ってまでオリンピックは必要か?

由緒あるオリンピックですがここまで犠牲を払ってまでやる必要あるのか?

確かに古代2000年以上の歴史があるしこの伝統を守ることは非常に重要です。

 

でもその開催の裏で人が死にそうになるくらい働かされるほど高貴なものなのでしょうか?

天性に恵まれた運動能力の持ち主やとたゆまぬ努力を惜しまず続けた人たちは死人が出ても称賛される必要があるのでしょうか?

 

オリンピックの決定や運営には尋常じゃない数の人間が関わっていることが間違いない。

では実際に作業や実務をやる人の数も尋常じゃないくらいに増やして欲しいです。

徹夜をするくらいならせめて三交代にして欲しいです。

オリンピック運営資金を事務局資金と歳入だけに絞らないで欲しいです。

もっと参加国、関連組織が開催国に援助すべきです。

 

開催国がオリンピックを作るのではなく、世界がオリンピックを作る世の中になって欲しいと思います。

 

ではでは終わりっ!

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