高校を卒業して、大学に進学。留学も経験して大企業に就職できました。
華のキャリアアップにまっしぐら!と思っていたのもつかの間。
上司のパワハラとも言えない叱責を受け続け、先輩からは見放され地獄と言ってもおかしくない入社2年間でした。
最近は仕事の進め方もなんとなくわかって少しずつ上司の言いなりにならない社員になってきた!
そう思っていたのですが・・。
或る日突然会議室に呼び出されました。
上司「お前より後輩Aの方が仕事やってるぞ。」
どもどもKitarouですっ!
今日は2年〜3年目の若手会社員が後輩の方が優れていると言われた時に何を考えるのか?そしてどう対処すべきか考えていこうと思います。
では行ってみようっ!
上司から後輩の方が優れてると言われる背景
僕のステータスとしては普通の会社員3年目です(2017年時点)
1〜2年目は覚えの悪さ、仕事に対するモチベーションの低さから毎日怒られてました。
でも3年目になって少しは慣れてきて普通に仕事してました。
オフィスでは僕の1個下に2人の後輩がいて、2個下には新入社員もいます。
つまり僕の下には3人の後輩がいるわけです。
そして或る日上司から会議室に呼び出されました。
上司「ちょっと話があってだなぁ・・」
僕「はい」
上司「後輩って優秀よな」
僕「そう思います」
上司「お前、自分が上からどう思われてるか知ってる?」
僕「いや、わかんないです」
上司「後輩の方がいろいろお前より仕事してる思われてるんや。」
僕「はい・・。」
上司「俺はこれは非常にまずいと思う。」
僕「そうですね、頑張ります。」
上司「頑張るだけじゃ人の印象は変わらない、お前はもっと人より努力しないといけない。だから辛いかもしれんが厳しく見ていくぞ。」
僕「わかりました。」
上司「お前、本気でわかってるん?状況理解してる?お前自身が危機的状況なんだぞ?お前は昔から仕事を他人事のように考えてだな・・責任感と自覚が足りてなさすぎる・・」
上司「後輩はすでにプロジェクトAとかコスト政策Bとかだな・・・」
はいはいわかりました(-;;e;;-)
うるせーよハゲ上司!!
って思ってきちゃいますね。
この話を1時間くらい聞かされて説教タイム終了となりました。
何一つとして自分のためになる話はありませんでした。
今回なぜこう怒られる羽目になったかポイントを整理しておきます。
- 僕は3年目、後輩は1年目や2年目
- にも関わらず後輩の方が重要な仕事をしてる
- 僕は普段から雑務が多い
- 幹部陣は後輩の方が目立ってると判断
- 僕の上司に後輩の方がやっていると嫌味を言う
- すぐさま僕が叱責される
- これから毎日怒られるみたい
これを見て、僕自身はいくつか疑問を覚えました。
後輩と比べる際の仕事量と責任
ぼく自身、後輩より優れている、仕事をやっていると思っていません。
ただ上司の対応が単純すぎるということ、それで嫌味を押し付ける動機が全く理解できないことです。
ポイント1:仕事と責任
僕には先輩がおらず、次に若い人がもう35歳くらいです。
なので僕以下の若手・新入社員は1つのカテゴリーのように扱われています。
しかし僕らの誰もが同じ部署にはいないです。
昔の記事で海外事業担当と言う話をしました。
僕:ヨーロッパ
後輩:中国
後輩:アメリカ
後輩:オーストラリア
みたいな構成です。
海外事業のグループ分けなんてこんなものです。
けどおかしくないですか?
中国、アメリカ、オーストラリアって規模が大きいでけど1つの国です。
使う言語も1つの言語です。
一方、ヨーロッパにはイギリス、フランス、ドイツをはじめ、大規模な経済力を誇る国が10以上あります。
そんなヨーロッパ担当は会社内でもハズレで忙しい部署だと周りから避けられがちです。
自己擁護するわけではないですが、部署間の業務量が釣り合ってないのです。
この時点で会社としてどうにかしてほしいのに、その中で忙しい上司も僕も仕事の割り振りなんて悠長なことは言ってられません。
ポイント2:幹部の判断
では幹部は何を見て後輩が目立っていると言っているのか?
会議に出席してる数?会議中の発言回数?それともメールのやりとり?
僕の部署では業務効率化のために無駄な会議には出ないと役割分担しています。
そうしないと仕事が全く回らないからです。
一方、中国チームやアメリカチームはどの会議もみんなで仲良しかのように出席します。
これは小学生の連れションと同じじゃないか・・笑
それだけで後輩を評価する幹部陣。
確かにそれくらいしか下っ端を評価する方法がないので仕方ないです。
おそらく後輩たちは僕よりどんどん責任ある仕事に取り組んでいくでしょう。
ポイント3:嫌味から嫌味への伝染
では幹部陣は僕の上司に後輩の方が仕事やってるじゃないかと言いました。
上司は悔しいのか、または成長のない僕に怒りを覚えたのか、すぐに説教部屋と連れて行きました。
僕的に飛んだとばっちりでした。
別に後輩と比べるつもりはないし、ただ早く仕事して帰ってブログ書きたいという気持ちでした。
この1時間は大幅なロスです。
と言うことでここまでが僕の個人的な経験です。
では客観的視点を意識してまとめていきましょう。
上司から直接後輩の優秀さを語られたら?
では皆さんはこんな話をされたらどう思いますか?
半分くらいの人はプライドが傷つけられ、悔しい気持ちがこみ上げてくるでしょう。
そうでなくてもいい気持ちには決してなりません。
そんな時にどう対応すればいいのでしょうか?
言われた瞬間
まずは上司をこれ以上、怒らさないことに集中すべきです。
説教が長引いていいことなんて一つもありません。
とにかく、「もっと頑張ります」とか「どうしたら成長できる土日で考えてきます」など最もらしいことを言ってその場をやり過ごすことだけ注力しましょう。
言われた後の気持ちの整理
とにかく落ち着きましょう。
多分悔しいとか、泣きたくなる人もいると思います。
まずは同期や学生時代の友人に話をするべきです。
会社の人や、先輩に言っても「自分もそんな時期あったよ」と言われるだけです。
それは「我慢しろ」と暗に意味しているだけなので何の解決策でもありません。
あとは会社の誹謗中傷にならない程度でSNSで愚痴を爆発させればいいでしょう。
あったかい紅茶は神経を落ちつかせる効果があると言われてるので一緒に飲むといいでしょう。
(僕も気休め程度に飲みます)
上司は期待してくれてる
まだ解決してない問題があります。
では幹部陣や上司はなぜこんなこと言ったのでしょうか?
1つの理由はもっと若手を教育するための檄を放っているのです。
将来、会社引っ張っていくことを期待して新卒を採用しています。
だから上が厳しくなるのは自然なことです。
普通、見放された人間は会社で立場をなくしています。
そもそも幹部側から名指しされることがないです。
(たまに本当に八つ当たりなこともあるのでその時はブチ切れていいと思います。)
まとめ:とにかく焦らない
では以下簡単に今回のケースをまとめていきます。
- 後輩の方が優秀だと言われる背景がある
- 幹部の教育熱心さの表れかもしれない
- 先輩や職場の人には頼らない
- 落ちつかないなら友人やSNSなどはけ口を探す
- 気休めだが紅茶を飲んで落ち着く
必ずしもこのパターンに入るわけではないです。
もし上司単独の嫌がらせとかであるなら、ホットラインや総務課にクレームを入れて対応しましょう。
最後のポイントしては「会社のなかで個人で悩む必要は一切ない!」ということです。
文句があれば、下っ端にも言う権利はあるし、クレームする権利もあります。
それでも改善しない場合は転職した方がいいです。
「その会社に未来はないです。」
ということで僕の「腹が立った」個人的経験を参考にした記事でした。
終わり
PS.後輩と話してたら「先輩あんな仕事してるのにお前は成長しなくていいのか?」と言われたそうでした。
おまけ:参考記事
ポメパンではガジェットや男性用の日用品、電子タバコや仕事論や転職まで幅広い記事を書いてます。読んでいただいた記事をSNS等でシェアいただけると今後の活動の励みになります。